ふいふい、あふぁあふぁ(ふりふり、あまあま)/塗装済み完成品

ネイルアートから生まれたフィギュアシリーズ『Born from fingertips』第1弾。 フィギュア原型師の産婦人科M/マンノ大輔により、デザイン、モデリング、組み立て、彩色まですべて一人で行い、生産された組み立て塗装済みの完成品フィギュアです。 フィギュア本体のみの販売となります。 アクリルスタンドが付属します。 This is the first in the "Born from fingertips" series of figures born from nail art. This is an assembled and painted complete figure produced by figure prototype artist Daisuke MANNO, who does all the design, modeling, assembly, and coloring by himself. Only the figure itself is sold. An acrylic stand is included. □なぜ、フィギュアとネイルアートなのか 『良い造形物を作りたい』 その願いのもとに、塗装表現だけをとってもこれまでに様々な技術が開発されてきました。 グラデーション塗装、シェーディング、MAX塗り、ウォッシング、ドライブラシ、ラップ塗装etc… これらの技法は様々な狙いに応じて使い分けられますが、すべてに共通していることがあります。 それは「面積当たりの情報量を増やす」ということです。 要するに、ある面積の中における色の種類や階調が数多く存在するほど、美しい、クオリティの高い造形物であると感ぜられる、ということなのです。 先に挙げたグラデーション塗装は、フィギュア造形においては、陰になる部分の色を暗くし、逆に出っ張った部分を明るくすることで立体感を強調する効果を生みます。、 その一方で、例えば肌の塗装であれば「濃いオレンジがかった陰になる部分の肌色→薄く白っぽい出っ張った部分の肌色」へと面の中で徐々に色が変化していく過程の中に、膨大な肌色の階調を含ませることで、 見るものに「美しい」と感じさせるという効果も持っています。 こうした情報量の多い造形物を生み出すため、先人たちは一般的な模型用塗料以外にも、様々な素材・塗料を果敢に取り入れてきました。 フィルタリング塗装をする際にあえてプラスチックと相性の悪い油絵の具を使う、大理石模様を再現するために換気扇フィルターを使う、等々… そうした先人たちの探求の営みの中にあって、原型師の末席を汚す私が今提唱するのが、『ネイル・メイク用品による情報量の増加』です。 スワロフスキークリスタルは小さな粒の中に多様な色彩、階調を内包し、また見る角度によって色合いを何通りにも変化させます。 ミラーパウダーはそれ自体が輝きを放ちつつ、影を表現するシェーディング塗装を疑似的に再現できます。 ホイルは従来の 塗装では実現できない高品質な金属光沢を与えてくれます。 今まさに、表現の可能性は広がるばかりだと感じていますが、ひとまず、このフィギュアに現段階での研究成果を詰め込みました。 これまで私がフィギュア原型師として培ってきた模型的文脈の上に、新しい文脈を積み重ねていけるよう、今後も精進を続ける所存です。

ふいふい、あふぁあふぁ(ふりふり、あまあま)/塗装済み完成品
ふいふい、あふぁあふぁ(ふりふり、あまあま)/塗装済み完成品
ふいふい、あふぁあふぁ(ふりふり、あまあま)/塗装済み完成品
ふいふい、あふぁあふぁ(ふりふり、あまあま)/塗装済み完成品
ふいふい、あふぁあふぁ(ふりふり、あまあま)/塗装済み完成品
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ふいふい、あふぁあふぁ(ふりふり、あまあま)/塗装済み完成品
ふいふい、あふぁあふぁ(ふりふり、あまあま)/塗装済み完成品
ネイルアートから生まれたフィギュアシリーズ『Born from fingertips』第1弾。 フィギュア原型師の産婦人科M/マンノ大輔により、デザイン、モデリング、組み立て、彩色まですべて一人で行い、生産された組み立て塗装済みの完成品フィギュアです。 フィギュア本体のみの販売となります。 アクリルスタンドが付属します。 This is the first in the "Born from fingertips" series of figures born from nail art. This is an assembled and painted complete figure produced by figure prototype artist Daisuke MANNO, who does all the design, modeling, assembly, and coloring by himself. Only the figure itself is sold. An acrylic stand is included. □なぜ、フィギュアとネイルアートなのか 『良い造形物を作りたい』 その願いのもとに、塗装表現だけをとってもこれまでに様々な技術が開発されてきました。 グラデーション塗装、シェーディング、MAX塗り、ウォッシング、ドライブラシ、ラップ塗装etc… これらの技法は様々な狙いに応じて使い分けられますが、すべてに共通していることがあります。 それは「面積当たりの情報量を増やす」ということです。 要するに、ある面積の中における色の種類や階調が数多く存在するほど、美しい、クオリティの高い造形物であると感ぜられる、ということなのです。 先に挙げたグラデーション塗装は、フィギュア造形においては、陰になる部分の色を暗くし、逆に出っ張った部分を明るくすることで立体感を強調する効果を生みます。、 その一方で、例えば肌の塗装であれば「濃いオレンジがかった陰になる部分の肌色→薄く白っぽい出っ張った部分の肌色」へと面の中で徐々に色が変化していく過程の中に、膨大な肌色の階調を含ませることで、 見るものに「美しい」と感じさせるという効果も持っています。 こうした情報量の多い造形物を生み出すため、先人たちは一般的な模型用塗料以外にも、様々な素材・塗料を果敢に取り入れてきました。 フィルタリング塗装をする際にあえてプラスチックと相性の悪い油絵の具を使う、大理石模様を再現するために換気扇フィルターを使う、等々… そうした先人たちの探求の営みの中にあって、原型師の末席を汚す私が今提唱するのが、『ネイル・メイク用品による情報量の増加』です。 スワロフスキークリスタルは小さな粒の中に多様な色彩、階調を内包し、また見る角度によって色合いを何通りにも変化させます。 ミラーパウダーはそれ自体が輝きを放ちつつ、影を表現するシェーディング塗装を疑似的に再現できます。 ホイルは従来の 塗装では実現できない高品質な金属光沢を与えてくれます。 今まさに、表現の可能性は広がるばかりだと感じていますが、ひとまず、このフィギュアに現段階での研究成果を詰め込みました。 これまで私がフィギュア原型師として培ってきた模型的文脈の上に、新しい文脈を積み重ねていけるよう、今後も精進を続ける所存です。